「ドロス」とその対策について
群馬県で金属加工(製缶精密板金)を行っている、株式会社 三波メタルワークスです。
今回は当社の得意技である、レーザー加工につきものな「ドロス」とその対策についてご紹介します。
「ドロス」とはレーザー加工を行った際に出る、溶けた金属から浮いたかすを言います。
英語の意味では「不純物」、「くず」、「無価値なもの」と言います。
その意味の通り、ドロスはレーザー加工処理後に除去が必要な物質です。
発生量を抑える事により、加工時間、コストを抑える事が重要です。
ドロスは加工する金属によって発生する量が変わります。
軟鋼は比較的発生量は少ないですが、亜鉛メッキ鋼板やステンレス鋼、アルミニウムはドロスの発生量が多いのが特徴です。
このやっかいもののドロスですが、発生量を抑える対策があります。
亜鉛メッキ鋼板ではアシストガス圧力を高圧にしたり、ステンレス鋼では窒素ガスを用いた無酸化切断を行います。
アルミニウムも亜鉛メッキ鋼板と同様でアシストガス圧力を活用する事により発生量を抑制できます。
ただ、高圧なアシストガスの使用はコストに影響するため、当社のプロのノウハウが活かされるシーンでもあります。
群馬県にて金属加工のことなら、お気軽にご相談ください。